性病を治療して予防するためにも理解しておくべきこと

最終更新日 2024年4月25日 by taktlo

性交渉は次の世代を担う子どもを産むための大切な行為ですし、男と女がお互いに愛を確かめ合う方法の一つでもあります。

そのため単純に性病が恐ろしい症状を持つ病気であったとしても、安易に辞めることはできません。

どうすれば回避できるのかを理解しつつ、行動していくのがなにより大切です。

まず性病を回避するうえで一番役立つのが、特定の異性と関係を持つことでしょう。

複数の異性と性的関係を持つことは、その分だけ病気に感染している人と出会う確率を引き上げています。

男女間の愛の営みである以上、結婚や結婚を前提とした関係でなくても性交渉をするタイミングはたくさんありますが、せめて一人の異性と付き合っている間はその人だけと性的関係を続けるのが妥当です。

そうしておくと万が一病気が発覚した場合も、誰から感染したのか明白なので対処しやすくなりますし、性的関係に移行する前にお互いに検査キットを利用して、病気の有無を確認し合うといった簡単な予防策も取ることができます。

次に理解しておきたいポイントは、特定の相手とだけ性交渉をしていても、様々な理由から性病を移される可能性はゼロではない点です。

性病の検査キット

検査キットまで使って病気の有無を確認したのだから大丈夫と思い込みがちですが、相手がちょっとした気の迷いで第三者と性交渉をする危険性は存在します。

そのため子作りの意図がない性交渉の場合は、避妊目的もかねて男性はコンドームの着用をするのが無難です。

コンドームは女性の胎内に精液が侵入しないようにするアイテムですが、同時に男性器が女性の膣内を傷つけるのを予防する効果もあります。

ただコンドームは男性主体で着用するものなので、男性に拒否されると女性側ではどうしようもできないケースも出てきます。

そんな場合は少しでも病気に感染するリスクを減らす方法として、身体の健康に注目しましょう。

一般的な病気と同様に、性交渉から感染する病気も身体の健康と密接な関係があります。

身体の調子が悪い時は病気に感染するリスクも高まっているので、性交渉をするのは心身ともに健康な時だけにするといいでしょう。

もし体の不調を訴えて性交渉を拒んだのが理由で異性との仲が悪くなるのなら、むしろその相手は自分のことを大事にしてくれていないのだと判断し、距離を置いて関係性を考え直したほうが無難です。

一般的には特定の相手とだけ性交渉をする方法とコンドームをつける方法を実行していれば、病気に感染するリスクを極力減らせるとされています。

ただ中にはもっと積極的に安全な性交渉を楽しみたいという人もいるでしょう。

そういった場合は知識を収集していく方法が役立ちます。

性交渉と一言でいっても、どのような方法で行うかは人それぞれです。

一般的に知られているもの以外にも、オーラルセックスといった独特の性交渉の方法もあるため、性交渉の仕方次第で病気のリスクが変化する可能性は否定できません。

つまり病気が感染する具体的な方法を知識として理解しておけば、自分から病気にかかりにくい性交渉を選ぶことができますし、病気になったかもしれないと感じた時点で治療に踏み切るきっかけにもなってくれます。

性交渉に関係する病気は個人的なプライバシーに深く関わってくる部分なので、専門医であっても病院に行くのが恥ずかしいと感じる人は多々います。

性病で悩む女性

もし自分が性病に感染した場合、病院の行く勇気があるかどうかも事前に考えておくといいでしょう。

生活環境や様々な要因から絶対に病院に行きたくないと結論付けたなら、性病に感染しているかどうかを調べる検査キットを利用する方法もありますし、検査キット自体も様々な企業や販売しているので、自分に適しているものを探しておくと便利です。

知識とは病気に関する詳しい症状だけでなく、こういった感染した時の対処法をあらかじめ把握しておくことも含まれます。

また病気にかかるリスクは、自分だけでなく性交渉する相手も同様です。

性交渉を行う時に相手の性器や性器周辺をじっくりと観察するのはマナー違反かもしれませんが、性交渉をきっかけにして感染する病気の症状の中には、性器やその周辺に不自然なイボができたり、炎症を起こしたりするものがあります。

女性であればオリモノの量が通常よりも多かったり、オリモノからの悪臭なども含まれます。

性交渉中に明らかな違和感を性器やその周辺から感じる時は、思い切って性交渉を中断し、相手に病院の受診を勧めることも重要です。

特に結婚を前提にお付き合いしている恋人同士や、すでに結婚している夫婦であるなら、病気を理由にずっと性交渉をしないという選択肢は、ふたりの関係を悪化させる原因にもなりかねません。

性病は自分一人でかかる病気ではなく、ほとんどがパートナーから感染するものです。

そのため一人で予防しようと努力するよりも、異性の病気の症状も把握したうえで一緒に治療していこうと努力する姿勢が重要になってきます。

 

出典元:性病 症状 男性